Profile
左)株式会社サトウ
情報部門 MC 統括本部長
中村圭一様
右)株式会社サトウ
情報部門 経営戦略事業部
戦略企画グループリーダー 兼
第一MC事業部
横浜久子様
gashacoco トリエ京王調布店
目次
ー既存事業について教えてください。
もともと本業は建築業で、70年ほどやっておりますが、第二の本業として通信事業に参入しました。通信業界は急速に発展してきましたが、携帯の販売台数が増える市場ではなくなっていく中で、新たなビジネスをやって行くという局面に達していました。6年前にもショッピングモール内に携帯ショップを新しく開設しましたが、少しスペースが広く、数年前からスペースの有効活用を検討していました。
ー新規事業として、カプセルトイ事業を検討した理由を教えてください。
フランチャイズショーで、カプセルトイの専門業態が伸びていることを知りました。新規事業は検討していたものの、通信事業があくまでメイン、あまり人員を割きたくなかったのですが、省人ビジネスであることもその時知り、興味を持ちました。
ー特にどのような点が事業参入の決め手になったのですか?
既存の携帯ショップの客層はシニア層で若いユーザーを増やしていきたいという思いもありました。出店したショッピングモールは家族連れも若年層もいましたが、顧客として取り込めないという課題がありました。カプセルトイ事業はまさにその層にアプローチできる事業だと思いました。
gashacocoのビジネスモデルで決め手となった大きなポイントが2つありました。1つは在庫問題。残ったらどうするのか?懸念がありましたが、ハピネットは基本的には余った在庫は本部が回収してくれ、負担が最小限なので、参入障壁が低い点が魅力的でした。もう一つは新商品の入荷。ハピネットは玩具卸大手なので、新商品の入れ替え頻度が高く、新商品がタイムリーにあるか?が生命線であるこのビジネスにおいて大きなアドバンテージでした。
ー今後に向けて、チャレンジしていきたいことは?
地域密着でドミナント展開を進めていきたいと思います。フランチャイズビジネスはある程度の規模をもって効率化していくことが基本だと考えていますので、新規でアルバイトの採用も進めています。人員効率を含めると、複数店舗あったほうがいいだろう、と考えています。携帯ショップに来てくれたら、相互送客となるようなプロモーションも検討していきたいと思います。